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建築知識

№2-1 基礎の形状について

地盤の補強の時にもお話しましたが木造住宅の基礎の形状は主に布基礎とべた基礎です。

通常多い基礎形状は今ではべた基礎となっています。主な違いはべた基礎は底盤(床部分に)一面に鉄筋が入っていてコンクリートが厚いということです。そのため地盤の長期耐力が20KNと布基礎が必要な30KNより少なくても対応できるということです。ただ全体の重さが重くなるので不同沈下には注意してください。布基礎も防湿コンクリートを打つことがりますので完成した時の見た目は変わりません。このほかの基礎として地中梁構法や床スラブ(逆べた基礎)構法などがありますが、住宅より店舗や特殊な工法(ラーメン工法や地下を作成したりするときに)の時に使用されます。

ここまでは一般的なお話をしてきました。kinocaも基本はべた基礎で考えますが、通常のべた基礎に以下の点を追加いたします。

①基礎の外に断熱材を取付基礎外断熱とします。(基礎の断熱材はシロアリに強いものにします)

②基礎の下に防蟻シートを敷きシロアリに強い建物にします

③建物の引き抜き荷重がかかる(ホールダウンがある)基礎の出隅コーナーの部分をハンチ構造にします

④コンクリート強度27N/㎡に温度補正をとります

通常のべた基礎に上記の追加の内容で施工します。

①と②は基礎工事というよりは断熱工事と防蟻対策ですが、基礎外断熱施工を行うと足元の感覚が床断熱と違う家になります。断熱については別の機会にお話いたします。防蟻については様々な方法が出ていますが現状ではこの構法が長続きしシロアリに有効かと思います。ただ湿気などを呼ばない工夫は必要です。防蟻についても別の機会でお話いたします。

③建物はいつも35tくらいの荷重を基礎にかけています。基礎はそれを耐えれる構造でなくてはいけません。コンクリートは圧縮(上からの荷重)には強いのですが引っ張られるのは弱い構造です。(そのため鉄筋を入れます。)引っ張りの力がかかるときというのが地震が起きた時です。建物が揺れると圧縮になったり引き抜きになったりと荷重が変化します。その引き抜きの力が一番かかると思われるのが建物の角(耐力壁の位置によっても違うので一概には言えません)です。計算によりますが建物荷重がかかるところにホールダウン金物を入れます。そこの引き抜きに耐えれるコンクリートの被り厚さと力を伝達するのにハンチを入れて対応したいと考えます。

④コンクリートは中性化して強度が落ちていきます。この中性化を食い止めることはできませんが遅くするにはセメント量を増やすのも一つの方法です。このようにして建物の基礎の強度と耐久年数を増やすやり方で行います。

以上がkinocaの基礎の考え方です。次回は基礎金物についてお話します。

山本

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