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建築知識

№4-5 太陽と家のあり方

今回は太陽と家のあり方についてお話いたします

太陽光と家の向き

冬場の太陽は温かくとてもいいのですが、夏の日差しは遮りたいものです。矛盾する2つですが太陽と仲良く付き合うには、太陽の熱を最大限に利用できる冬を一番に考えたいと思います。いろいろな先生からは真南に大開口を持て来るのが一番いいデータが得られると言われていますが、私はちょっと回転させたほうがいいのではないかと思っています。こちらのほうがプランがまとまりやすいことが多いのです。

この様に冬場の朝日が入る方向と冬日が沈む方向こちらに開口を大きくしたい部屋を配置し、夏場の高度の低い太陽の日差し(北東・北西側)の日を遮ることができる部屋を配置することでここちいい家ができると思うのです。朝日が早くから入る方向の位置にダイニングを、冬の日差しを遅くまで入る方向にリビングを配置することで冬温かな部屋の配置になってきます。反対側の面は水回りや居室以外を設けることで夏場の日差しを自然と遮ることができます。太陽高度が高いときは軒の出で日射の調整はできますが太陽高度が低いときはそういうことができません。部屋の配置で対応します。

このような太陽の位置関係でプランは決まってくるのです。

太陽光のエネルギーの効率

太陽光発電は太陽の光が出ているときはいつでも働いてくれます。有効に配置しないともったいないです。その太陽光発電の発電効率は屋根の向きによって違います。

この様に南面を100%とした場合、東西は86~88% 北側に関しては71%と言われています。北側に配置してしますと30%もダウンしてしまします。そのため南面に太陽光発電を配置したほうがいいということになります。しかも太陽光パネルの向きですが20度~30度くらいが効率が良く、平置きしてしまうと6%もダウンしてしまします。数字的には少しと思われるかもしれませんが毎日働いてくれますのでよく考えたほうがいいかもしれません。

有効的に太陽光の恩恵を使えるのは太陽熱温水器です

一般家庭では多くのエネルギーを使っているのが給湯のエネルギーです。給湯エネルギーは家全体の23~32%にもなります。この給湯エネルギーを太陽光のエネルギーを効率よく使うことで家全体の消費エネルギーを抑えることができるのです。特に高性能な住宅は他のエネルギー消費が抑えられるので給湯のエネルギー効率は考えなければいけません。

私が小さいときに屋根に太陽熱温水器がありました。冬場でも太陽が出ていれば熱くなってそれをお風呂にためて使用していました。曇りの日等でお湯が冷たいときはためた浴槽のお湯を再加熱していましたので、必要最低限のエネルギーでお湯を作っていました。今でも電気で加温するのはイニシャルコストがかかってしましますので、再加熱をするにはガスを使うことが多いのですが、電気(エコキュート)で安易に加温ができるようになれば非常エネルギー効率が高い家ができると思っています。以前各大学の提案で行われたエネマネハウスに参加させていただいたとき、全5棟ありましたがすべての大学が太陽熱温水器を搭載していました。環境の先生曰くこのシステムは一番効率が高いのでエコハウスには必須ですと。システムはいろいろありますので使い方やイニシャル等をお聞きしご提案させていただきます。

 

 

 

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