今日はいま進めている現場の状況をお知らせいたします

先日構造見学会をさせた頂いたお宅ですが今まで雨が多く外壁は遅れがちですが、大工工事は順調。しかも大詰めとなっています。

無垢板の取り付けも昨日終わりその工程をちょっとお話いたします。

無垢板は今回お施主様がネットで注文されこちらに届き加工して出すという流れとなりました。

まずこちらの事務所に到着して傷やそりなどをチェック

 

それからお施主様立ち会いの下どの部分を使うか決定

 

その後カットして

ねじれと表面のコーティングを取るためにベルトサンダーにて削ります

このベルトサンダー強力ですので力加減が必要

深く傷を入れてしまうと今度はその傷を取るのに大変になるので慎重に行いました。

次に目の細かいサンダーにて仕上げをしていきます。

100番と230番

徐々に目を細かくしていきます

 

今回は辺を使いたいというご要望のため薄皮と凹凸の奥の部分の皮をはぎました。その皮をはぐのに使用したのがガラスを割った破片。

何度となくガラスを割り木の辺材の斜め角度にあった欠片を捜します。しかもいっとき削るとガラスが丸くなり削れなくなるのでまた交換といった具合です。

根気よく根気よく

お施主様も削る作業に参加したいということでしたので現場に搬入しそこで最終チェックとサンダー掛をしていただきました。しかも桧の板の角にちょっと大きな傷がありその対処方法を検討し、その場で削り取りを行いました。

出来上がったカウンターがこれ

そして昨日カウンターを取り付けて工事終了

 

 

今回は

①杉板でキッチン前のカウンター幅約500　長さ2700

②杉板で玄関ベンチ　　上記の残り部分を300幅にカット　長さ1300

実際は4ｍの材料を切っていただいた様です。（運賃を抑えるため…とのこと）

③桧で2階の床板

④欅で玄関床板

⑤桧のベンチ（当社にて用意　桧の剥ぎ材）

⑥1・2階の桧の洗面　カウンター（当社にて用意　桧の剥ぎ材）

と数多くの無垢板を使い見ごたえのあるものになています。

完成見学会も開催予定なのでその際にはぜひご覧ください。