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建築知識

窓回りのインテリア (ウィンドウトリートメント)

サッカーはコスタリカに一瞬のスキを突かれ負けてしましましたね。油断はしていなかったのでしょうけど簡単には勝てないということを表しているのでしょう。

さて前回に続き窓回りについてですが、皆さんウィンドウトリートメントって聞いたことはありますか?実は今年はちょっとインテリアコーディネーターの試験にチャレンジをしていて来週2次試験のため用語整理を兼ねて書かせていただいています。ウィンドウトリートメントとはカーテンやブラインドなどの窓回りの装飾や日射遮蔽などの機能を持つエレメントの総称です。それではその種類と特徴や役割を書いていきます。

<カーテン>

カーテンは生地も種類が豊富で一般的に用いられています。基本的な種類として

ドレープカーテン—– 透過性の低い厚手の生地 多様な色柄があり遮視・遮光・遮音・保温などの機能がある。遮光性を高めた遮光カーテンもある。

シアーカーテン——- 透過性が高い生地でドレープカーテンと併用される。 レースよりは透過性が低い

レースカーテン——- 透過性があるカーテン刺しゅうを施したものもある

となっています。

通常住宅の場合はカーテンレールも多く使われますがレールによってもふいんきは大きく変わります。

天井付けのカーテンレール —–窓が大きな場合やカーテンレールを目立たせせない様にする際に使用します。特にカーテンボックスを使用してつけるとカーテンの上部も見えないので天井との取り合い部分がすっきりします。

正面付けレール   ————一般的に多いのがこのパターンです。窓上にドレープ用とレース用の2本取付ます。カーテンの生地が必要なところだけで済みますし比較的安価なものが多いです。ただ色柄は多くいろんな色が選べます。

装飾レール(ポール)———— 木製など素材感を出し見せるためのカーテンレールです。リングを通したり、カーテンの上部にハトメスタイルで行ったりします。洋風のかわいいお部屋に合います。

次にカーテンの価格にも関わってくるプリーツ(ひだ)のお話をします。

カーテンの価格は生地の面積によります。このプリーツとはカーテン布地の上部を寄せて作る(ヒダの事です)このヒダの形状や倍数に応じて価格が変わります。しかし倍数が高いほどまたプリーツ(ひだ)の種類で山が多いほど重厚感が増します。ちなみに

つまみヒダ————-2つ山ヒダですと生地が1.5倍~2倍 3つ山ヒダですと2.5倍~3倍  通常2倍が多いですが1.5倍にと言えば少しお安くしてくれる会社もあります。

通常カーテンの測り方はカーテンレールが天井か窓上かによって大きく違います。また窓横は5cm~10cm大きく測り縦方向は上は天井か・窓上かですが下は腰高窓の場合だと窓よりも10cm~20cm大きくし掃き出し窓の場合は1~2cm短くします。

<シェード>

カーテンの生地を上から吊って上に引き上げる機能をもったものです。「プレーン」 フラットに上がっていくものや「バルーン」舞台の垂れ幕の様な形状のものもあり豪華に見えるものもあります。

<ロールスクリーン>

ロールスクリーンは布地をローラーパイプ装置に巻き取り上下にさせて開閉させるものになります。かさばらなくスッキリしています。高所には電動式もありますしロールチェーンの向きは最初からですと決められますので使い勝手を考え決めるといいでしょう。

<プリーツスクリーン・ハニカムスクリーン>

プリーツ加工 をした不織布を蛇腹状に折りたたんで上下に昇降させます。特に両サイドにガイドがあるハニカムスクリーンは空気層がありその空気が動きにくいので保温が高く断熱には有効です。

<ブラインド>

ベネシャンブラインド——–横型の羽根を動かすことで開閉や採光の調整ができるものをいいます。 アルミ部材・木製のものが主流

バーチカルブラインド——–垂直に吊ったルーバーを回転させたり左右に動かすことで日射を調整します。 固い布地・木製のものがあります

以上の様なものがウィンドウトリートメントとなります。

次は色についてお話したいと思います。

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