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建築知識

№1-1 地盤について

これから一つの投稿につき一タイトルでお話しします。

最初は建物についての投稿を行い、そののちに土地探し、融資等のお話をしていこうと思います。

まず一回目は建物の地盤についてです

建物は地盤の上に建っています。土地が建物を支えているのです。そのため建物を支えるための耐力が必要になります。基本現在は建てる前にその場で地盤調査を行い必要であれば地盤補強の検討を行います。が今回は土地を検討する上で地盤のチェックポイントをお話しします。

チェックポイント

① 検討されている地名に水に関する地名が付いていませんか?

② 周辺道路にわだちやマンホールだけ浮いているや、電柱など斜めになっている等の不自然なところはありませんか?

③ 造成地でコンクリートの高い擁壁があってその擁壁が動いた形跡はないですか?

 

上記の内容が当てはまる場合、絶対ではありませんが下記の可能性があります。

① 昔沼だとか蓮田や川だった可能性があります。地名はその場所の状況をもとにつけている可能性があるからです。特に水関連の地名が付くと地盤が弱い可能性があります。

~泉町や黒川など地名が付くと昔そこが泉や川があった可能性があります。だからと言って全部の地域が地盤が弱い可能性はありませんが…~

② 道路等の工作物がゆがんでいる場合は地盤が緩い可能性があります。ひどい地域は液状化をするかもしれません。注意が必要です。

③ 最近の擁壁による造成は丁寧に締め固められているところも多いので、一概に盛土だからいけないということはありません。しかし擁壁が動いているとなるとその下の地盤に問題がある可能性があります。注意が必要です。

また擁壁がL型擁壁(Lの形をしたコンクリートの擁壁で地面の下にコンクリートが入り込んでいるものです。写真参照)であると、建物を境界近くに建てようとすると地盤調査のロットがコンクリートに当たり地盤調査ができない可能性があります。このような擁壁がある土地を購入される場合は擁壁の形状も確認しましょう。

 

このように憶測だけよりは実際の地盤調査の結果は共有されています。そのため気になる土地がありましたらぜひ相談してください。周囲の建物が補強が必要だったかどうかはわかる可能性があります。基本地盤調査は土地購入後とるため少しでもリスク回避をお勧めします。基礎補強等でお金が必要になるのは誰もうれしくないでしょうから。

次は地盤調査の方法を報告いたします。

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