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近況報告 冬の時期の恒例作業  椎茸の駒打ち

今回は近況報告をさせていただきます。

最近巷をにぎわせていますコロナウィルス。ご多分に漏れずkinocaも商談中のお客様で、事業のほうに注力したいので工事着工をちょっと伸ばしてほしいという言葉や、店舗家具の購入依頼があり、こちらに納入が終わった後、今店舗を作る時期じゃなくなったので待ってほしい等、ご多分に漏れづ対応に追われているところです。早く終息して前の景気に戻ってもらいたいと思います。

子供達も休校になり、家では寂しいと私と妹たちの子供がこちらに集まってきます。

私の親はこことぞばかりに孫たちを使って日頃できない事や、やっておきたいことを頼んでいます。それが冬の恒例行事椎茸の榾木づくりです。

前項のこともあるので急な仕事がひと段落をしたので私も今日は昨年駒打ちをしていた椎茸の木を山に運んで立てる作業を甥っ子たちと行いました。そこで今日は椎茸の育成方法をちょっとお話いたします。

栽培方法

まづ11月ごろ

クヌギの木や椎の木椎茸に適した木を倒しておきます

12月~1月ごろ

切り倒した木を原木の大きさ1mに切断します。私のところでは運ぶのに重たいので大きなものは50cmくらいに短く切り山から運び出します。

2月~3月

椎茸の駒を木に穴をあけ駒打ちをします。駒は1mの長さだと長さ方向だと4つから5つ周りは5cm以内になるよう互い違いに穴をあけます

駒を打った木を日陰で風通しがあるところに井桁上に組んで約一年寝かせます。寝かすことで原木に菌が回りやすくなると聞いています。実際今日動かすと木と木がくっついて白い菌が回っているのがわかりました。椎茸の菌が回り椎茸が出る準備ができました。

その後その木を山に建てる作業を行い椎茸を収穫します。

立てる山も日陰でちょっとジメジメしたところ(山と山の谷間のようなところがよく出るような気がします)が良く出ます。影でも風と志位が良い所はちょっと乾くので小さな椎茸が多いです。

椎茸の収穫は最盛期には2日に一回です。寒いと目が吹き、ジメジメとして暖かくなると大きく育ちます。これを収穫し近くの朝市やJAに出荷しています。

今年の作業

今年も近くから原木を分けていただきさん週末、男性陣は原木たて、母親と妹と子供たち女性陣は原木の駒打ち、私は駒打ちの穴あけを行っていました。コマうちは今年は1万個の菌を打つ予定で先週の日曜日は5千個を打ち終わりました。妹たちは小さいころから全く同じ作業を行っているとぶぶいいながら女性陣で楽しくおしゃべりをし、気を紛らわせてこんこん打ち込んでいました。

 

ことしは学校が休みなのでよく手伝ってくれているので早く終わりそうです。

ちなみに昨年の椎茸の原木は下の写真。昨年は近くの山から木を分けてもらい約4万個の椎茸のコマを打ちました。

奥にも見えていますが、これ以外にこの量と同じくらいありました。毎週末木を切って駒打ちをしてた記憶があります。

なかなか終わりが見えない作業でしたが今年はその原木を山に建てる作業を甥っ子たちと行っているのです。

今日は午前中裏山に短い木を立てて、昼から長い木を別の山にトラックで運んで立ました。今日一日で随分はかだっとたと思います。

甥っ子たちもいやともいわずよく頑張ってやってくれました。終わった後随分疲れたのかここ最近の疲労が蓄積されて体が重いといっていました。

本当ありがたかったです。もうちょっと頑張ってくださいね。

こうして榾木を立てると来年には椎茸が取れるようになります。気の早い椎茸は何個か出ていましたけどね。

 

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