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近況及び内部の建具概要

まずは近況報告いたします。

今木材協会に週2日出勤して、山口県の非住宅の建物の木造化を進める仕事も行っています。まずその近況をお話します。

この前の3連休の8日の日一日ですが、木材協会がゆめ花博2022に出展をしJAS材や優良県産木材の普及に努め?ました。実際行っている内容は積み木遊びで「自由に積み木で遊んだり」「一分間でどれだけ高く積めるか」の競争をおこなったりです。最高家族で1m70cmまで積み上げられた方もいらっしゃいました。家族の連携は強いなと感じました。

8日は天気も良くて、気持ちよく皆さん愉しまれていました。私も事務所で多肉植物が不足気味というので3個500円でGET!お得な買い物もさせていただきました。

 

 

来週の19日は東京大学の木造建築の構造では第一人者の稲山先生を山口県宇部市にお呼びし講習会を開きます。とても専門的な内容をお話しいただくようにしていますので一般の方は難しいかもしれません。その講師の先生の講演の前座の前座くらいですが私にちょっと発表の時間もあるので、会の運営の準備と資料作りに切羽詰まっています。県庁の方のフォローもあるので何とか乗り越えれれうのではないかとは思っていますが。

木材協会がらみで9日の日にはKRYの県の広報の一部に、また6日には今行っていますキャンプ場の取り組みついてTYSで放映されました。自分は9日は九州で試験・6日は木材協会だったため見ることはできなかったのですが、職人さんたちからはテレビに出てたねとか、kinocaが出てたねと言われて、気に留めてもらえているのだと思い心温まりました。もっといろんなところで取り上げていただけるよう頑張らないとと思った次第です。

さてそれでは本題の内部建具です。

内部建具はおおきく開き方によってと、仕様にで2つの分けれます。今回は開き方をお話しします。

最近皆さん引き戸がいいといわれます。私も基本はそう思います。というのも開き戸のメリットは気密がとりやすいからなのですが、今は部屋内24時間換気をかけて空気の移動も部屋間で考えていることが多いのです。その場合内部建具の隙間を通って空気が移動する様に考えます。そのため開き戸だとアンダーカットを行ってその隙間を確保しないといけないのですが、引き戸はそのような事は無くて扉自体に隙間がある機構なので空気が移動します。見た目が変わらないく、すっきりとしたデザインがいいですよね。また何といっても引き戸は開けっ放しにできていざという時にしめれるのがいいですよね。(この考え方は無精者の考え方かも入れませんが)

と引き戸について話をしましたが他にどの様な形状があるのか確認していきましょう。

片引戸 — 一枚の扉を壁側に引き込む扉の事  敷居があるタイプ・吊り戸で敷居がないタイプができます。最近ハイドア(これは開き戸も同じです)があります。天井から床まで建具だとスッキリしますよね。

2(3)枚引き戸 — 2(3)枚の扉を1枚の扉の幅にして壁に納める 2枚までは既製品では敷居がない吊り戸でもできますが3枚からは難しい(できても下がふらふらします。)連動するタイプもあります。

引き違い戸  —  2枚の扉が引き戸で動くのですが壁には収まらず表に出てきます。これは3枚4枚できますが上吊り戸にするなら(レールをなくすのなら)3枚までをお勧めします。これも連動できます。

開き戸 —-  一枚の扉に丁番を付けて弧を描くように戸先が動きます。最近は軸をずらし扉の出幅を押さえるものなどもあります。一般的な建具です。どうしても開ける側に扉の弧を描く分スペースが必要です。

主にこのような建具があります。ここでも書きましたがレールの有無は最近気にされる方が特に多い様な気がします。そこは床の仕上げが変わる所、何枚も扉がある所など敷居(レール)がある場合も必要です。今はレールも木製で目立ちにくいものもありますので、そのようなものを使用しています。

先程もお話をしましたがkinocaでは引き戸を多用しています。これはフレキシブルな空間を作るには引き戸でないと難しい事(2枚・3枚の場合もあります)、それと余計なスペースを取らなくて済むからという点です。この様にプランに応じてですが多くの引き戸を使用します。

 

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