Blog〜お知らせや日々の出来事など…〜
ブログを夏休みしていました。それと今後のブログの内容について
ちょっと忙しいのにかまけてブログの更新を滞っていたらあっという間に1カ月近くも立っているではありませんか。ごめんなさい。
近況と今後のブログの内容をお知らせします。
8月に入ってコロナの拡大に悩みはしたのですが、子供達も修学旅行にろくに行けず、来年は下の子も受験ということもあり思い切って沖縄に行ってきました。
山口もだんだん暑くなっています。そのため山口よりもっと暑い地域にある沖縄での住まいはどうだったのか、特に古い民家(エアコンとかない時の住まいは)どのような知恵が詰まっているのか知りたくて行ってきました。(帰ってもう2週間以上たっていますので感染はだれもしませんでした。)
訪れたのは中村家住宅です。沖縄は暑いだけでなく台風も昔からよく来る場所です。そのため石垣で周りを固め(これがびっくりするほど、石灰岩が本当に丁寧に積まれているのです)その中に建物が建てられているのです。石垣の高さは建物の窓の少し下。台風の風の多くは石垣にぶつかりそこで上昇気流ができ、強い風は屋根に当たるように計画されているのでしょう。ただ緩やかな風は家の中に入るように緻密に石垣の高さが設計されているように思います。しかも石垣があるため家の中の戸を開け放していても外からは気になりません。一石二鳥いや三鳥ですね。
また家の造りはご存じのようになるべく壁をなくし、この辺りの昔の家でも多く見かけるような障子や襖で仕切られている構造でした。南から北に風が抜けるようになっています。また南側には広縁があり、軒も大きく出て影を作る感じになっていました。日陰はこちらより過ごしやすいかもしれませんが、日中の沖縄の太陽ときたら半端ではありません。タクシーの運転手の方も言われていましたが沖縄の太陽の日差しは痛いよって言われて本当に実感いたしました。昔の人は自然の力だけで快適にでできること全て考えつくされているようでした。そのため午前中ではありましたが広縁は気持ちよい風が吹き、全く暑さを感じず気持ちいい広縁でした。
また屋根の先には軒樋はありません。これは昔だからなのか風のためなのかわかりませんがなかったのですが、スコールの様な(最近はこの辺りでも多く見られます線状降水帯)雨でも家には入らないような大きな雨水を逃がす水路が計画的に作られていました。また玄関でも家の敷居がかなり上げられていたのは印象的でした。
その後に中城城跡に行ってきました。これは貸し切りの様な感じで誰もいませんでしたが、非常にきれいな城跡でした。こんな感じの所は見たこともなく綺麗で、眺めも良く一人興奮していました。この様な建築物を昔の人はどの様にして作ったのか想像しただけでもぞっとします。しかし沖縄の歴史はあまり知りませんが、身を守るため、家族を守るためみんな一生懸命だったのでしょう。こんなことを考えながら行ったこともないマチュピチュの様だと一人写真をパシャパシャ撮っていました。
8月の上旬に行ったのですが国際通りも焼けた首里城の様な観光地も日曜日なのに人はまばら、コロナの影響でしょうけどお店は開いていますがお客がいない、閑古鳥状況でした。早くコロナ前の生活が戻ることを願います。
所でこれからのブログですがインテリアの事についてお話をしようと思います。インテリアは多岐にわたりますが前半では内装を中心にお話します。
①床材について
②壁・天井材について
③内部の建具 洋風
④内部の建具 和風
⑤カーテン
⑥家具 造作
⑦家具 既製品
この辺りをお話いたします。ご期待ください。今後はなるべく以前のペースに戻します。
まだまだ暑い日が続き、コロナの終息も見えませんがお体には気を付けてお過ごしください。