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やまぐちの森林づくり推進協議会に出席して
先日山口森林づくり協議会に出席してきました。
この会は「山口森林づくり県民税」について話し合う会合になっています。「山口森林づくり県民税」は県民の皆様から毎年500円ならびに、企業から一定の金額を負担していただいている税金をどのようにすれば山口県の森林を子供達に引き継げるのかを話し合う会合です。
今回は2回目の会合で前回県民の皆様の意見を聞きたいということで、今回アンケートの報告がありました。県下無作為で一般の方1200人の方にアンケートをお願いし427人からの返答をもとにしたアンケートの報告をさせていただきます。
設問1~設問3までは森林の環境に対する役割や現状の調査で
設問 1 森が環境に対する役割については知っていますか? 94% (少しは知っているを含めています 以下同じ)
設問 2 現状の山が荒廃していることを知っている方 77%
設問 3 森林などを整備して引き継いでいかなければいけない 96%
かりなり森林の保全については関心が高い結果となっており、将来にも山の資源について引き継がなければいけないと考える方が多いのがわかります。
設問4~7は県民税のあり方についてです
設問 4 「やまぐち森林づくり県民税」のことはご存じでしたか? 26%
設問 5 荒廃森林の再生の取り組みをご存じでしたか? 30%
設問 6 森林づくり県民税による荒廃森林づくりの再生の取り組みは必要ですか? 84%
設問 7 継続したほうがよろしいですか? 92%
となっており県民税のことは知らないが荒廃森林の再生の取り組みは必要だし続けなければいけないというご意見が多かったということです。
最後に
設問10 個人一人に年間500円負担していただいていますがその負担額についてはどうですか
上記のように現行維持もしくは上げてでも維持を必要と考える方が多いということがわかりました。
この様に山口県の方は 森林が環境に対しての役割が高く現状森林の状況がよくないのは多くの方がご存じです。
そのため費用を出してでも県民みんなが森林をよりよく保たなければいけない、という多くの意見がある温かな人が多い県でした。
その他多くの税金のあり方について真剣な意見をいただいています。より良い改善があれば提案していかなければと思っています。
今回は今年度で第3期の県民税の満了を迎え、来年度はどうするかということでしたが委員の満場一致で延長する方向で話を進めることになりました。
今後も県民税がより有効的に使われるためにはどうすればよいのか、皆さんに周知できるにはどのようなことが必要か考えていきたいと思っています。