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新築園舎視察について
一日遅くなりましたが木材利用専門技術研修の現場視察についてお知らせいたします。
今運営されている園の近くに、新しい施設として好立地の場所に新設されている園の現場を見させていただきました。しかも建築家の竹原義二氏による案内です。
園長の考えで子供たちにのびのびと生活してもらうため、昔ながらの環境を作り出すという目にうろこな建物が計画されていました。それを建物として具現化しようと建築家の竹原さんが想いを存分につぎ込んだ建物が小郡の地に建築中です。しかもその思いを本人から直接案内してもらい、いろいろ質問ができたことは有意義な時間でました。
通常敷地の南側をプランの主としますが北側の山を見ながらの園庭、すべて無垢にこだわった園舎、合板を使わないようにするための案等私が理想としている素材を使用って、独創的な建物が建築中でした。
プランも外部とのつながりを重視し外と内とを一体化した温熱環境を共有する計画でした。 一昔前の建物に戻す内容でした。私たちが(私ぎりぎり40代ですが)小さいころには大丈夫かなと思うのですが、さすがに今の時代の夏の環境は機械装置を使わないといけないのではと考えさせられるところはありますが、今後の状況を確認させていただきたいと思いました。
もう一つこれは園長先生は理解がある方で大丈夫と思うのですが使用されているバイオ乾燥技術です。以前の会社でこの方法を取り入れて木材を乾燥させて使用していた時もありました。ただこの低温乾燥技術の理論では表面乾燥は進んでも絶対乾燥は進まないという特徴があるのでどうしても後々木材の割れが多数発生する現象があったのです。新しい技術(風を)取り入れているということなので、この点うまくいっているといいと思います。
今回タテログという新しい木造耐力壁を見させていただきました。
木に囲まれて生活を望まれている方にはこの構法を提案するのもいいかと思いました。詳しくはこちらにお問い合わせください。
見学させていただき完成するのが楽しみな建物が近くにできわくわくしています。
完成した際にはぜひ見学させていただきたく思います。